今日もダラダラとニュースを眺めていたら、こんな記事が目に入った。
ちょっと前の記事ですけどね。
NHKの最高意思決定機関である経営委員会の石原進委員長は13日に「インターネットでの番組配信には何らかの受信料をいただかないといけない」との考えを示した。同日開いた経営委員会では総務省の検討会で議論が進む受信料制度のあり方について報告された。今後、英国やドイツなど欧州の事例も参考にしながら検討を進めていく。
日本経済新聞より抜粋
これを見た瞬間、”何らかの受信料をいただく”ことが、
「インターネット接続可能な機器を持っている人はNHK受信料を払わなくてはならない」
なのではないか?
家にテレビがなく持っているスマートフォンがAndroidではなくiPhoneという方の場合、基本状態ではワンセグチューナーは内蔵されていないため、現在はNHK料金を徴収できないわけですが、このようなケースでもNHK受信料を払わなくてはならなくなる…。
単純に現在より受信料を徴収する範囲を広げたいだけではないかと。
真意は違うのだとしても
「テレビの受信料払う人減ったからインターネットでも受信料取ろうぜ!」
と考えているんじゃ?と邪推しちゃうよ。
結果として放送法を変えても、お金を追加で払うことになっても何でも良いのですけど(ちょっとは嫌ですがw)、国民の多くが納得する方法を検討して欲しいものです。
決してNHKが嫌いなわけではないです。
大河ドラマや議会放送、ドキュメンタリー、子どもの教育番組など支持されている番組はたくさんあるのですから。
あとがき
ニュースへのコメントって初めて書いたかも。
20年前はNHKの受信料を払うことに違和感なんて感じていなかったのに、今は憤りを感じる理由は、テレビを見なくなったためです。
NHKを見なくなったのではなく、テレビそのものを見なくなりました。
理由は、インターネットが楽しくてしょうがなくなったこともありますし、テレビ、新聞、雑誌が伝えていない事実があることを知ってしまい既存メディアに多少の不信感が生まれたこともあります。
知らなくても良い真実もあるのかもしれませんが、震災時に報道されている内容と現地にいた人の情報に違いがあったときなどです。
特に東京では各地で定期的にデモ活動が行われていることも知らなかった。
その頃の私はジャーナリストが伝える真実を記した書籍なども読んではいませんでしたので、衝撃ではありました。
「不信感」は個人的な話なのでさておき、メディアのうつりかわりは時代の変化ですよね。
- テレビや新聞はインターネットで代用がきくようになり視聴者が減る
- 書籍は電子書籍となり印刷物が売れなくなる
- 音楽はネット配信が進みCDが売れなくなる
このような時代の変化に対応できない会社は淘汰され、対応できた会社は生き残る。
当たり前なことですよね。
NHKを一般企業ととらえてはダメなのかもしれませんが、既得権を守るために正攻法ではなく、自分だけが使える裏技を使おうとしているように見えるのは私だけでしょうか。。
コメント